溶接固定方式(ジョイントレスタイプ)

ストラットタワーバーにはパイプの材質やアッパーマウントの材質にたくさんの種類がありますが、他にも取り付け方法の違いによって特性が大きく異なってきます。一般的なものにはジョイントタイプと呼ばれる調整ボルト方式が採用されています。取り付けが簡単にできることや市販品の種類の多さがメリットになってきますが、本来の目的である剛性に関しては若干劣る面があります。剛性の高さで選べば溶接固定方式が優れていますが、ジョイントが無いために微調整ができないという特徴があります。特に溶接のひずみによってそのままでは取付できない場合がありますので、再加工が必要になる場合があります。再加工を行うには鉄工所に依頼する必要がありますので、ジョイントタイプの方が経済的な面で優れることになります。溶接で固定しているタワーバーはジョイントがありませんのでその分高い剛性を発揮することが可能です。レーシングカーなどの競技用車両はほとんどがジョイントレスとなっていますが、市販車に取り付けるには製品の誤差があった場合にそのままでは取り付けられないという問題点が出てくるのです。溶接方式にはジョイントレス構造となっているため、衝撃吸収ができないことで破損した場合には被害が大きくなる傾向があります。

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